
臼田64m電波望遠鏡
天体や星間物質が発する電波を観測するための装置を、電波望遠鏡といいます。
電波はアンテナ面で受信されます。電波望遠鏡は、受信機(アンテナ)がひとつの単一パラボラ型と、複数の開口合成型(電波干渉計)に大別されます。
「はるか」は、地上の電波望遠鏡と共同して観測することによって、宇宙に巨大な電波望遠鏡を作り上げます。
世界中の電波望遠鏡のうち、VLBI観測に参加できるものは約30局あり、そのほとんどがVSOP観測に協力しています。
これらの地上望遠鏡は、観測運用局の観測スケジュールに従って、協力して観測を行います。スケジュールは、地上電波望遠鏡や相関局、「はるか」の制限条件などを加味して、最適な観測が行われるように作成されます。
関連リンク ※別ウィンドウが開きます。
電波望遠鏡と宇宙望遠鏡 ISASニュースNo.263 2003.2
「はるか」特集号:地上電波望遠鏡 ISASニュースNo.221 1999.8
新スペースVLBI入門 (1)大きな電波望遠鏡をつくる ISASニュースNo.196 1997.7